■科・属名:ミカン科・ミカン属
■別名:クエン(枸櫞) ■原産地:インド北部(ヒマラヤ) ■分類:半耐寒性常緑低木
■花期:5月 ■果期:10月
■育て方:レモンは寒さには弱い方だが、−3度以下にならない場所なら戸外で冬越し可能、霜のかからない軒下で冬を越せる。ちょっとした家庭用ビニールハウスでもいいかもしれない。
リスボンは比較的耐寒性の強い品種では国内ではこの品種が主流。樹形はやや開帳型となり、豊産性、四季咲き性は弱く、秋果が多い。
自家結実性があるので、1本で実をつける。庭植えでは木の成長が優先されるので結実が遅くなりがち、鉢植えの方がおすすめ。−3度以下にならない場所なら戸外で冬越しする。
樹上で熟させると木が弱るし風味がとんでしまうため、直径5pくらいになったら青い実のうちに収穫し、暗い場所において追熟するとよい。
リンゴと一緒にビニール袋に入れ、1週間ぐらい追熟させるときれいなレモンカラーになる。(リンゴが出すエチレンガスが熟成を促進させ、ほかの果樹にもこの方法は有効のようだ)
逆に熟成を遅らせるには冷蔵庫など冷たいところでしばらくおいておくとよい。
害虫はつきやすいのでこまめな消毒が必要。雨が少ないときや軒下においているときには赤いハダニがよく付くし、暖かい時期にはアゲハなんかによく卵を産み付けられるので要駆除。 |